今年も栗が実りました。マル井農産の木はあまり手をかけていない老木ですが、秋を知らせるように毎年ちゃんと実がなってくれます。
丹波篠山は栗の産地でもあります。出荷量は茨城県、熊本県には遠く及びませんが、歴史は古く、京都を含むここ丹波地方ではなんと平安時代から栽培されていたとも言われています。丹波栗は栗の最高級品と言われ、長野の小布施栗と並んでブランド力は絶大です。粒が大きいのが特徴で、料理でも煮崩れせず、ほんのり甘くしっとり感があります。丹波篠山のこの時期は、新米の季節と相まって、栗ご飯、栗おこわが当然のように食卓に並びます。