牛肉のほろほろ赤ワイン煮込み

立春も過ぎ、年末からの田畑の土づくり作業も一段落しました。今週は寒波襲来で外出不用。こんな日は一日家に籠って料理に集中です。かねてより作りたかった牛肉の赤ワイン煮に挑戦。冬のおもてなし料理の代表格です。せっかくなので牛肉もワインも高価なものを張り込みました。
一日かけて作った煮込み。美味い! 初めてにしてはなかなかの出来です。とはいえ素材がすべての料理。いい肉をいいワインで煮込めば美味しいに決まっています。ただ、長時間じっくりと煮込むため、ついつい焦がしがち。ワインの香りを生かすため、最初から最後まで目を離さないことが大切です。レストランで注文すれば高価な理由がわかりました。人件費ですたぶん。

[牛肉のほろほろ赤ワイン煮込み]



【勝手に備忘録:牛肉の赤ワイン煮込み(6時間)】
仕上がり2人前
材料:
・牛すね肉 5cm角 400g(丹波篠山産) ※カレー用でもOKですが小さいと煮込むうちに溶けてなくなるので注意。
・赤ワイン 500ml(モンテスアルファ カベルネソーヴィニヨン チリ)
・たまねぎ 2個
・にんじん 1本
・にんにく 1片
・バター
・塩こしょう
・コンソメ

道具:煮込み用鍋(4L)、フライパン

① 材料を切る。たまねぎは繊維に対し直角にスライスし溶けやすくする。にんじんは棒状に6等分する。にんにくは縦切りにスライスする。
② 煮込み用鍋にサラダ油を入れ、たまねぎを中火で炒める。弱火であめ色になるくらいまで30分ほど炒める。焦げないように少し水を加える。
③ その間に牛肉を準備する。塩こしょうした後、小麦粉をまぶす。煮込むうちに形がくずれないように、フライパンで肉の表面に焼き目が付くくらい焼く。そのまま②の鍋に入れる。フライパンに付いた焦げも鍋に入れる。
➃ 鍋を過熱した後、ワイン500mlを一気に注ぎアルコールを飛ばす。強火で沸騰させた後、牛肉が柔らかくなるまで弱火で1時間ほど煮込む。硬い場合は鍋の蓋をする。
➄ ④の鍋にトマトピューレ、にんじん、にんにく、コンソメを加え蓋をずらせて2時間ほど煮込む。
⑥ 塩こしょうで味を整える。酸っぱい場合は少しずつ砂糖を加える。
➆ 綺麗に盛ってフォークとナイフでいただく。