丹波篠山 黒枝豆をもっと美味しく!





◇ さやが茶色でも大丈夫


黒枝豆のさやには、青色のほかに茶色くなったものが混ざっていますが食べることができます。その茶色いのが美味しいのです。普通の枝豆と違って、熟成するほどに茶色くなります。たまに、ご存じないお客様が、悪くなっていると勘違いして捨ててしまったという話しを耳にします。
豆を覆う薄皮の色も成熟するほどに紫色になってきますが、もちろんそれも美味しくいただけます。
黒枝豆はおいしいだけでなく栄養も豊富です。また、抗酸化作用のあるアントシアニンやビタミンB1、B2を多く含む健康に良い食べ物でもあります。





◇ フレッシュ派?成熟派?


黒枝豆を楽しめる期間は10月の約3週間です。その3週間の間に豆もどんどん成熟していきます。そのため、10月初中旬はフレッシュな豆、下旬は成熟して茶色くなった豆を味わえます。フレッシュな豆は青々としていて柔らかく、成熟した豆は少し硬くなるものの粒がぷっくり大きくねっとり感が際立ってきます。
マル井農産では10月中旬収穫と下旬収穫の2種類を販売しています。ぜひ食べ比べてみて下さい。

 


◇ 黒枝豆のゆがき方


①黒枝豆のさやをボウルに入れ、2~3回水を入れ替えながら軽く洗います。
②黒枝豆500gに塩20gほどをふり、両手で揉みながらうぶ毛を取り除きます。水洗いはしません。
③お鍋にたっぷりの水を入れ沸騰させます。塩を入れないのがポイントです。
➃沸騰したお湯に黒枝豆を入れ、灰汁を取りながら15分程度ゆがきます。途中、試食して十分に柔らかくなっていることを確認しましょう。
・10月中旬収穫: 12〜13分
・10月下旬収穫: 15〜16分
➄ザルに移し粗熱を取ったあとお皿に盛りつけ出来上がりです。
⑥お好みで軽く塩を振って。丹波篠山の黒枝豆は塩なしでも甘みを感じることができます。
⑦ ビールを冷やしておくのを忘れずに。